政府による様々な促進支援プログラムのもと、AI、IoT、ロボット技術の導入によるスマート化が進む台湾の農業、酪農、水産業界。その業界ニーズに応えるべく台北に誕生し今年 7 回目を迎える「台湾農業技術展」、「台湾畜産技術展」、「台湾養殖技術展」、そして昨年新たに誕生した「コールドチェーン&食材加工技術展」の合計 4 つの展示会が、2023 年 11 月 1 日からの三日間、台北南港展覧館で同時開催となる。
コロナ禍においても継続して開催されてきた本イベントだが、今年は、台湾はもとより、日本、韓国、中国、タイ、マレーシ ア、インド、デンマーク、オランダ、ドイツなど 15 の国と地域から 250 社を超える出展企業の参加が決定。より国際的に業界の最新製品や技術を紹介することで、台湾そしてアジア太平洋地域における新たなビジネスチャンスを提供する。
*写真:2022 年度の会場奢写真
話題の飼料技術ゾーンには、アクアフォーチュナ社が開発した魚やエビの性別を制御する世界初の口腔技術など、アニマルヘルスに関連する 100 以上の製品とサービスが展示されることが決定しており、また、畜産機器ゾーンでは、ナベル社が最新卵洗浄装置を世界に先駆け発表することが発表され注目を集めている。そして農業分野では、NCHU 科学研究プラットフォー ム、台湾農業構造協会、農業機械協会が主催するパビリオン展示に加え、台湾農業研究院が主宰する台湾農業技術パビリオンが設置され、台湾で初めてドローンを農業監視に適用したジオ
サット エアロスペース & テクノロジー社や安全で環境にやさしいバイオ農薬と肥料を紹介する亞中社など台湾の最新技術を紹介する 20 社が出展する。
尚、本イベントには、毎年業界の最新情報を配信するコンファレンスも併催され人気を集める。
2023 年は、環境保護、イノベーション、サステナビリティをその理念とした多彩なプログラムが組まれおり、ESG、アニマルヘルス、農業、水産養殖、畜産業における AIoT の応用などをテーマに、世界中の専門家によるプレゼンテーションやセミナーが開催される。
*写真:ジオサット エアロスペース & テクノロジー社のドローン
日本の九州程度と国土面積が狭い台湾では、農業・畜産・養殖とも日本と似た規模で行われており、日本の製品や技術に関しての期待も日本企業からの関心度も高い。主催者であるインフォーママーケッツ社 台湾代表のサビーン・リュウ氏は、開幕が迫る中、「すでに開幕に向けて韓国、タイ、ベトナムなどからのバイヤーグループの参加が決定しているとともに、日本をはじめブラジル、フィリピン、カンボジアなど 34 カ国から多数の来場者に事前登録をいただいており、久しぶりに本格的な国際イベントとして開催できることを確信している」とし、「本イベントが、業界の生産効率と競争力を向上させるための国際イベントとして、台湾そして世界の業界関係者にとっての情報収集とネットワーキングの形成の場となってくれることを期待している」とコメントした。現在ホームページにて、事前の来場者登録を受付中。
<本リリースに関する日本語でのお問い合わせは、主催者日本オフィスまで>インフォーママーケッツジャパン株式会社 担当:仁藤
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